fc2ブログ

    2013'03.09 (Sat)

    はばたけ未来に向かって!

    卒業おめでとう


     昨日は長男が勤務する中学校の卒業式に参列してきました。 
     彼は3年1組の担任として、巣立つ生徒たちを見送りました。
     えっ?
     何故 母親の私が行くの? って?

     実は、彼も卒業なんです
     もうこの中学校に勤続10年・・・
     担任として見送った卒業式は3回目
     
     公立の学校としては、上限が10年間で移動が義務付けられています。
     それで最後の晴れ姿を見送ってきました。

     今度の移動先は中学校ではなく、なんと文部科学省へ出向となります。
     神奈川県教育委員会の推薦で決定、4月1日からは霞が関に通勤。
      
     超エリートコースだと校長に激励されるも、
     その後は、クラス担任などの現場には戻れないことが多いらしいです。
     生徒たちと触れ合うことが好きなだけに、残念な気も・・・。
     休みの土・日曜は部活のサッカーをコーチすることは可能とか。

     多感な子供たちには、「こんな先生」が側にいて欲しいと慕われる長男。
     親バカかもしれないけど、
     道を外れた・外しそうな子達の絶対の信頼を受け、導いてきた先生を
     現場から外すのは、惜しい気がする。

     息子の出世は嬉しいけど、反面子供たちの大事な時期に側で力を発揮出来
     ないのは残念でならない。
     
     現場を離れても、教師になろうと決めた「志」を一生忘れて欲しくない。
     いつかまた戻って来る日があるかもしれないから・・・。



      3年1組 入場
      紋付袴は彼のトレードマーク
      厳粛な気持ちで見送りたいそうです。 
    [広告] VPS


      こみ上げる熱い涙がこぼれてます・・・ 10年間お疲れ様でした
    [広告] VPS


       最後のホームルームも号泣で言葉にならなかったとか・・・。
       この職業、彼の天職だと言ったことがあります。
       
       生徒たちからも、保護者の方々からも、
       「先生 先生」と慕われると、
       考えのない人間は、「自分は偉いのか」と錯覚する。
      
       決して人をあなどってはいけない、
       決して人に偉ぶる人間にはなるなと言ったことがある。   
      「おごる平家は久しからず」

       ここまで彼を成長させてくれたのは、先輩たちであり、同僚たちであり、
       保護者の方々であり、何と言っても生徒たちです。
       本当に一回りも二回りも大きく成長しました。
       彼の人生の年輪に関わった方々に心から感謝いたします。 
       
       ありがとうございました・・・   
          
      



    スポンサーサイト



    06:00  |  息子達のこと  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  ↑Top

    Comment

    コメントを投稿する


     管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

    ▲TOP

    Trackback

    この記事のトラックバックURL

    →http://yasagure1214.blog136.fc2.com/tb.php/906-1ea904c1

    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

    この記事へのトラックバック

    ▲TOP

     | HOME |