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    2016'04.03 (Sun)

    イリマ 自宅療養

    昨日(2日)は、その前日の様態の良さで
    退院出来ると有頂天になり、病院へ向かった。


    しかし、最悪なことにその朝から急変した。
    血栓が脳に飛んだらしい、つまり脳梗塞

    呼吸は波打つように、
    発作で手足をばたつかせもがいていた。

    先日の夜、主治医からイリマの異変を電話で聞いていた。
    頭をうな垂れ、とぼとぼと旋回していると。
    入院やストレスから来る
    一時的な痴呆かな? なんて思っていた。


    実際会ってみたら、深刻だった…。
    視線は合わない、
    私を認識できない、
    勿論、立ち上がることも出来ない。

    短い間隔で起きる発作
    立ち上がりたいとばかりに手足をばたつかせ、
    転げては四方の壁に頭をぶつける。
    酸素室にいたイリマは、とても痛々しかった。
    思わず抱きしめて嗚咽した。

    このまま生かすことが虐待のようにも思えて
    涙が止まらなかった…。

    イリマは難治性の蛋白漏出性胃腸炎と闘いながら生きてきた。
    それに加え脳障害までも…。

    今後のことは、明確には医師にも分からない。
    でも脳圧を下げたり、まだ出来る治療はあると言う。


    蛋白漏出性胃腸炎に関しては、出来る治療はしてきた。
    ステロイド、免疫抑制剤。。。
    全てに改善に向かう反応が見られなかった。
    それだけイリマの胃腸がボロボロで重症だったということ。

    改善されないのだから、今後も腹水は溜まる。
    パンパンに張ったお腹と、
    胃腸不全の再発の恐れと脳障害とを闘わなくてはならない。

    綿あめのように軽くなった小さな体で、
    なんと過酷ことなのだろう…。


    昨夜は10時過ぎまで
    病院で主治医と担当の先生と家族で話し合った。
    「安楽死」の選択についても…。
    そうしている間も、我々の目の前で発作でバタバタともがく。

    話し合えば話すほど結論は出ない。
    「命の尊厳」、「生命の質QOL」

    「命の尊厳」
    生きていることそのものに価値があること。
    すべての生命は等しく重要であり、そこには優劣を付けることは無い。

    「生命の質」
    個々の幸福という意味で人や動物が置かれた状況に優劣が有る。
    快適な生活を送ることが出来きているか?
    個々の「らしさ」を保っているのか?


    [延命技術による生命の長さのみに注目するのではなく、
    「生きている状態の質」を重視すべきという考え方。
    患者のQOLをさまざまな尺度で評価し、
    それを重視した治療を行うことが、現代医療の主流となっている。]



    イリマの救いは、脳が障害を起こしたため
    苦痛やストレスを感じていないこと。
    ただ、私たちが、見るに耐えない状態であること。

    私が「安楽死」を考えるガイドラインは「耐え難い苦痛」があること。
    生きて行く上で「苦痛」があれば、まずそれを完全に取り除き、
    取り除くことが出来なくなった時、「安楽死」を選択する。

    耐え難い苦痛から解放してあげることは、
    飼い主の最後にしてあげられる愛情だと思ってる。


    ならば、イリマの場合
    現時点では「苦痛」を感じていない。
    過酷に見えた発作が少し穏やかになり、
    最初の激しく転がり回る発作が、緩和されてきた。



    現在は、自宅で点滴の自宅療養にした。
    病院へは、3日置きに行く。
    行けば検査検査で時間はかかる。

    今日も病院だった
    やはり、血液検査でも脳障害の結果が出てた。
    確実に血栓が脳に行って脳梗塞を起こしたようだ。

    自宅点滴の為、
    3日分のリンゲル液とステロイド薬が入った注射器と、
    他数本の薬が入った注射器を十数本をマイバッグにしまった。
    なんか「○○の売人」みたい。。。
    投薬は点滴と一緒に入れるから簡単。

    2016040401124054b.jpg



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    食欲はないけど、流動食は少し食べることも。
    イリマのために買ったMCAミルクも50ccくらい3回与える。
    食べたいと言うことは、生きたいと言うことと判断した。

    オシッコも良く出てる。
    オムツにしようかと思う。
    食べていないので、ウンチは出ない…。


    こうして、
    取りあえずは、自宅療養をしていこうと決めました。
    その先の選択は、後でも良いのではないかと思う。












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