2016'04.29 (Fri)
ミカンの記録 67
1ヶ月ぶりのミカン
気ままにのんびりと残された時間を過ごしています。

難病の不治の病肝臓アミロイドーシスと診断され
ちょうど、7ヶ月経ちました。
余命宣告 数週間から3ヶ月のはずが…、
なんと、ミカンの肝臓はまだまだ頑張っています。
食欲は落ちたものの 色々なご飯をちょこちょこと食べてはいます。
去年の秋から冬にかけて増え続けた体重より600g位は減りました。
少し背骨のごつごつ感が目立ってきたかな…。
この時期はどの子も食欲が落ちます。
暑くなる夏にかけて蓄積した脂肪を落とすためです。
ミカンは、
下痢も嘔吐もなく、
相変わらずと言いたいけど、尚も黄疸が増した気がする。
肝臓病特有の気怠そうに、日中は殆ど眠っている。
血液検査の為の病院へは、もう行ってません。
怖い、痛い思いはさせたくないから…。
治る病気なら、最先端の医療を受けさせることも出来る。
でも、悪進行の結果を知るための検査なら不要…。
ミカンの命のロウソクがどれくらい残っているのか…
そのロウの溶ける速さが ミカンは他の子よりとっても早い。
この先は、肝不全、腎不全へ進行していくと言う…。
その都度、苦しくなく、辛くないように対処療法をするのみ。
痩せた体を抱くのは、とても心が痛みます。
いつか来る、そう遠くではないミカンとの別れ…
ミカンを失う覚悟?
自身に言い聞かせていても、覚悟なんて意味ないの。
本心は、怖くて仕方ない…。
たくさんの子達とは、いずれお別れが来る
イリマのように突然だったり、
ミカンのようにゆっくりだったり…。
当たり前の日々が、
この子達の今を生きているこの時間が、とても大切なものなのだと感じる。
私は先日62歳になった。
出来るなら、全ての子達を看取るまで生きていたい…。
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