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    2011'04.27 (Wed)

    拝啓 おふくろ様

    拝啓   おふくろ様


    暫くご無沙汰しております。
    お変わりないですか?

    この前、携帯に電話をくれてありがとうございました。
    私もお母さんの声を聞き、元気な様子が伺えてうれしかったです。
    どうぞ又、勇気を出してかけてきて下さい。

    昨夜、お母さんの夢を見ました。
    それも、私が一番好きな姿で・・・。
    初夏暖かくなると、それまでのズボン姿からスカートに衣替えをしていましたね。
    私は昔からお母さんのスカート姿が大好きでした。
    きっと、子供ながらに女らしいスカート姿のお母さんを綺麗だと感じていたのでしょう。

    夢の中では、未だに私は子供で甘えているようでした。
    昔も今も変わりない優しさい お母さん・・・。
    その温もりは、夢の中でも感じることができました。

    「随分と遠い所にお嫁に行っちゃうのねェ・・・。」と、寂しそうに言った、嫁ぐ日。
    涙で言葉にならないから感謝の手紙を置いて出た日、
    私も唇を震わせていました。
    嫁いだ後も、その手紙を繰り返し読んでは泣き、
    主のいなくなった私の部屋で、ぽつりと座り込んで泣いていたとか・・・。

    私もその時のお母さんと同い年になりました。
    大切に育ててきた子供が巣立つ寂しさ、
    今なら良く分かります。
    そうだなぁ・・・、私もきっと泣いてしまうでしょうね。

    本当にもっとそばにいればと、今更ながらに後悔してもしょうがないけれど、
    毎日会ってゆっくりとしたひと時を過ごせたらといいのになぁと思います。

    娘の波乱万丈の人生を見ることになり、その心労は計り知れなかったでしょうね。
    本当に親不孝な娘です。
    親孝行もできず、老いる姿を見るのは心が張り裂ける思いです。
    せめて実家に行った時は、背中を流させて下さい。
    曲がって痩せて小さくなった背中・・・、涙を流しながら洗ってます。

    その背中に何度おんぶをしてもらったのでしょうか?
    今でも忘れません、
    小学校6年生にもなった私を、熱を出したからとおぶって病院まで駆け足で行ったことを。
    昨日見た夢も同じような風景でした。
    とても温かく感じたのは、お母さんの背中だったのですね。

    今度は私がお母さんをおんぶしてあげますからね、
    嫌がらず、恥ずかしがらず、いいですか?
    お願いです、今度は背中で感じた温もりを覚えておきたいのです。

    そう言えば、お母さんと手をつなぐことも増えましたね。
    私と出かける時は、必ず腕を組み手をつなぎます。
    手をつないで歩くのもいいものですね。
    お母さんの手は不思議です、
    つないだ瞬間、忘れていた子供の頃が甦るから・・・。
    お母さんのしわだらけの手、大好きです。

    おっくうがらず、これからもたくさん外出し、
    腕を組んで手をつないで歩きましょう。

    こちらはペレも落ち着きそうです、
    もう少しで会いに行かれます。
    待っていて下さい、私もとても会いたいです。
    お元気で・・・

                       娘より



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